これは睡眠のエキスパートである西野精治先生の記事より抜粋しました。
Q, スッキリ目覚める方法は?
この方法でアラームをセットすることで、スッキリ起きられる確率がアップします。また、目覚まし時計だけでなく、スマートフォンや携帯電話のアラーム機能でも行うことができます。
- 起きたい時刻の20分前に小音量のアラームを仕掛ける。音量の目安は、静かな部屋で耳をすませば聞こえるぐらいに。※音量調節機能が付いていない場合は、スピーカー部分にテープを貼ったり、時計や携帯電話を厚手の布でくるんだりして、音量を小さくしてください。※AC電源の目覚まし時計は、布でくるむと故障や万一の発火につながる可能性もあるのでやめてください。
- 複数のアラームが仕掛けられる機能が付いている場合は、起きたい時刻の10分前にも小音量のアラームをもう一つ仕掛けると、スッキリ起きられる確率がアップ
- 小音量のアラームに気付かずに寝坊することを避けるため、起きたい時刻には大音量のアラームをセットしておくことを忘れずに
Q, スッキリ目覚める為に他に必要なことは?
- 睡眠時間は最低でも6時間以上を確保。6時間未満ではスッキリ目覚めることは難しいとされています。 ※必要な睡眠時間には個人差・年齢差があります。また睡眠負債の蓄積(寝不足の積み重なり)を避けるためにも、20~50代の働き盛りの世代であれば、可能なら7~8時間の睡眠をとることが望ましいとされています。 高齢者の場合は、体に必要な睡眠時間は少なくなるとされていますので、必ずしも7~8時間寝る必要はありません。
- 起きたあとは、朝の光をしっかり浴びて、十分な朝食をとりましょう。こうした習慣を続けることで睡眠のリズムが整えられ、スッキリ起きられるようになっていきます。