湯湯婆の読み方がわからない、そもそも湯たんぽのたんぽって、漢字なんてあったの?とビックリしてしまいました。皆さんは、湯湯婆を湯たんぽと読めましたか?
Google先生に聞いてみたら、、、
A wife
ア ワーイフ
えええええええええ〜〜
という翻訳あるあるでした(笑)
さて、実際に、湯湯婆と書いたり、湯湯婆と読んだりすることは、まず今の現代ではないでしょう。
よっぽどの機会(例えば小説とか)でないと見ることは無い漢字かもしれません。
湯たんぽ特集に興味あればお好きなのどぞ。
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湯湯婆と湯婆婆の違いがわからない人は、ジブリ「千と千尋の神隠し」を見直すとして、湯湯婆の由来や歴史など紐解いてゆきます。
湯たんぽの日
早速ではありますが、11/7は湯たんぽの日、だったというのを知っていましたか?
正確に言うと、二十四節気の一つ立冬の日を、湯たんぽの日と言うそうです。多くの人が知らない理由として、湯たんぽの日が認定されたのは2018年。なんと今年からだったのです。これは知らなくても仕方ありませんね。
室町時代から使用され、手軽に体や足を温められる「湯たんぽ」の文化を幅広い年齢層の人に知ってもらい、もっと「湯たんぽ」を愛用してもらうことが目的として、湯たんぽ本体が立つ「立つ湯たんぽ」などの製造・販売で知られるタンゲ化学工業株式会社という一企業が制定しているのだから一般市民は余計に知る機会なんてありません。
全然メジャーではなく、本当にたまたま知ってビックリして、Twitterに呟いたのがつい昨日だったので、私の中でホットな話題だと思い、一番初めにご紹介しました。
湯湯婆(湯たんぽ)とは
湯たんぽ(ゆたんぽ、湯湯婆)は、体を温めるために湯を入れて使用される容器で、古くから用いられている暖房器具の一つ。
容器は金属や陶器、樹脂製などで作られる。手軽に使えるため広く用いられてきた道具であるが、温度を調節しにくいといった短所もある。
Wikipediaより抜粋
実はこの湯湯婆(湯たんぽ)も一昔前のものに比べれば、どんどんと進化しています。
大きくは素材や使用方法の進化で、当時の湯湯婆(湯たんぽ)の素材は、陶器や金属で火傷がしやすい素材でした。今では、樹脂製(ポリエチレン、プラスチック、天然ゴム、PVC)の容器が主流になりより使いやすくなっています。
また、使用方法では、まず湯湯婆(湯たんぽ)のまま、直火やレンジで温めることができるもの、コンセントに繋いで利用するものから充電式まで、準備するひと手間がデメリットだった、湯湯婆(湯たんぽ)の大きな進化でしょう。
さらに、湯湯婆(湯たんぽ)のカバーも充実しているので、単なる暖房器具といった概念から、より趣向性の高い湯湯婆(湯たんぽ)へと商品自体のポテンシャルがグッと上がったように思えます。
湯湯婆(湯たんぽ)の歴史
中国は唐の時代に、湯婆(tangpo)として存在していたのが始まりだそう。
湯湯婆の湯婆は、そもそも中国から来た言葉だったのですね。通りで、難しい(使い慣れない)漢字を使う由来がわかりました。「婆」という意味が「妻」という意味らしく、(日本で言ったら殺されますねw)妻の代わりに抱いて暖をとる事を意味していたんだそう。
湯湯婆の「湯」は、日本に輸入されてから付けられたようです。(湯婆という言葉が無く日本で通じなかったため)そういう経緯から、偶然にも湯という字が重なって、更に読みにくい湯湯婆という言葉が完成したのです。
湯湯婆(湯たんぽ)が初めて日本に持ち込まれたのは、室町時代、かの徳川綱吉(江戸幕府五代将軍)が、イヌ型の湯湯婆(湯たんぽ)を使っていたことが記録に残っています。(さすがは生類憐れみの令の生みの親)
2007年より再ブームに突入して今に至ります。
湯湯婆(湯たんぽ)のメリット・デメリット
メリット
- お財布と地球に優しい(エコ)
寝室の暖房器具に比べると、とにかく安い。そして、お湯さえ準備すれば後は光熱費は朝までかかりません。
- お手軽
火災などの危険性がなく、冷えを感じる局所へダイレクトに温もりを届けることができる。
デメリット
- 低温やけど
直接肌に長時間当たってしまう可能性が否めない。
寝ている時は無意識なので、温め過ぎない、カバーの上から更にタオルを巻くなど予防に限界がある。それに予防し過ぎると暖房効果も減るので本末転倒。
- 温度調整の難しさ
耐熱温度がある容器など、湯湯婆(湯たんぽ)に適した温度のお湯を準備することが難しい。
電気式(充電式)であれば、これは関係なし。
- 利用する前のひと手間
毎晩の就寝前にお湯を準備しないといけない。
石油ストーブなどを常用していたり、ウォーターサーバーがあればこれは関係なし。
まとめ
湯湯婆(湯たんぽ)の由来、漢字の意味を考えると、いくら異国から持ち込まれたものであっても、なんだか愛着を持ってしまう理由がわかるような気がします。
古くから万人に愛される湯湯婆(湯たんぽ)、デメリットはあるものの、やはりメリットが上回ってきます。それに、何より可愛い。
妻の代わりに抱いて暖をとる事を意味していた
と聞くと、なんだか哀愁が湧いてきませんかっ(笑)
私なら、こんな硬い妻はおらんわっ!て、突っ込んでしまいます。
次の湯たんぽ特集はこちらからどぞ 。↓
あとがき
まずは湯たんぽ特集第1回目でした。
いかがだったでしょうか、まだまだ書きたい内容はあるのですが、今後の湯たんぽ特集に残しておきます。なんと言っても、湯たんぽは冬の三種の神器というか、冬の3点セットです。他の2点も追って特集しますので、お楽しみに〜
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