金縛りの解き方はたった3つだでと知っていましたか?勿論、個人差はありますが手先足先の動かし方から、金縛りを解く呪文、ひいては幽体離脱の技術を応用するなど自分に合った解き方で金縛りに備えましょう …
金縛り特集は下の目次からどぞ。↓
第4回 金縛りはストレスが原因?【ストレスチェックおまけつき】
第6回 金縛りで耳鳴りがする時は要注意!
第7回 金縛りで感じる幻聴の正体は?
第10回 金縛りの解き方はたった3つだけ!
金縛りは未だ未解明な領域が多く、医学的・科学的にきちんとした金縛りの解き方は発表されていません。
しかし、多くの金縛り経験者が口を揃えて解き方をレクチャーしています。今回は金縛りの解き方は本当に存在するのか、その真相に迫ってみようと思います。
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金縛りとは
金縛りは医学的には睡眠麻痺(Sleep paralysis)とも呼ばれ、日本だけでなく全世界で起きている睡眠障害の1つです。
金縛りには25~75%の確率で、幻覚・幻聴・幻視・幻触などの幻覚様体験を伴います。そうあの心霊体験のような言葉に表せないような強い不安と恐怖感です。金縛りを発症するのは主に10~20代で、おおよそ2.5人に1人は金縛りを経験するとも言われています。
日本人にとって身近な金縛りも睡眠麻痺という認識が浸透するまでは、日本でいう金縛りのように各国独自の呼び方をしていて、幽霊や悪魔、宇宙人の仕業だという考え方(信仰に近い)が大半だったようです。
金縛り(睡眠麻痺)については、詳しくこちらの記事で説明しています。↓
金縛りのメカニズム
金縛りは医学的には夢(悪夢)で、あくまで脳の誤作動だという考え方が一般的です。
睡眠は浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を繰り返して休息をします。金縛りはこのレム睡眠中を狙ってやってきます。多くの夢はレム睡眠中に見るように、金縛りもレム睡眠中に起こります。レム睡眠中には全身が脱力するため仮に目が開いても体は麻痺して動くことが出来ません。
一般的に幻覚を伴う金縛りのことを閉眼タイプの金縛りと呼んでいます。実際に目が開いていると自分では思い込んでいるだけで眠っているのです。ようは、脳が夢だと判断できないようなリアルな夢を見てしまっているのです。
金縛りが息苦しいのは
金縛りが息苦しいのは物理的に苦しいからです。
金縛りで息苦しいと感じる口コミが多いのは、決して心霊現象の類ではありません。金縛りの原因にもなっている仰向け寝とレム睡眠による血圧上昇によるものです。
仰向けに寝るとレム睡眠中に全身の脱力と共に舌も脱力してしまうため気道を塞いでしまい、実際に息苦しさを感じてしまいます。その息苦しさが脳に伝わり悪夢として金縛りの幻覚として反映されてしまうというメカニズムがあったのです。
金縛りの解き方
金縛りには解き方が大きく3つあります。
金縛りを解くのを諦め眠り込んでしまうことも対策に加えれば4つかもしれません。どちらにせよ、金縛りの解き方で実際に経験者の多い解き方トップ3を紹介します。
金縛りの解き方【手足足先】
金縛りで最もオーソドックスな解き方と言えば、手先や足先を無理矢理にでも動かし金縛りを解く方法です。
具体的には、足の指でも、手の指でも、とにかくどこかひとつの指に意識を集中して動かそうとする解き方が最も成功例の多い解き方です。
金縛りの解き方【呪文編】
金縛りの解き方として、呪文が有効だと言われています。
日本で言えば「南無妙法蓮華経」といったお経が最も一般的です。他には安倍晴明も使用していた九字の呪文「臨、兵、闘、者、皆、陣、烈、在、前」(りん、ぴょう(びょう)、とう、しゃ(じゃ)、かい、じん、れつ、ざい、ざん)によって悪霊退散の霊的儀式とする場合もあるようです。
金縛りは本来、仏教用語から転用されたもので、不動明王が持つ羂索(けんさく)の威力により、敵や賊(転じて煩悩)を身動きできないようにする密教の修法である「金縛法」(きんばく・かなしばりほう)が由来です。その不動明王の真言「ノウマク サンマンダ バザラダン センダ マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン」を呪文とする解き方もあるようです。
いずれにしても、信仰のある(もしくは信仰に近い)呪文である方が解き方として効果的なようです。
金縛りの解き方【幽体離脱編】
金縛りは幽体離脱の前兆(きっかけ)だという考え方があります。
この考え方で言えば、睡眠は一部の意識だけでなく、肉体的な低いレベルのエネルギー体も含め全部抜けてしまう現象により休息を取っていると捉えています金縛りの解き方は、心の中で「身体に戻る」と何度も思い、唱える解き方です。
金縛りは、肉体から意識が抜け始めたことによって起こる現象なので、身体に戻れば金縛りは解けるという論理です。この金縛りの解き方(身体に戻る)は、本来は幽体離脱したときに、身体に戻るときに使う解き方なので、幽体離脱のなり始めの金縛りの解き方にも役立つと言われています。
金縛りの解き方?
金縛りの解き方というより対処で意外と多いのが、そのまま寝てしまうということ。
金縛りは初め強い不安や恐怖感を感じるので、心が落ち着かない、金縛りに慣れていないとこの解き方は実践するのが難しいのですが、頻繁に金縛りを経験するようであれば最もおすすめな解き方(?)です。
金縛りの解き方(実際にあった口コミ)
解き方は左手の小指を動かしてください。動いたら、解けます。
私は、中学時代、何度も金縛りにあいましたが、この解き方で脱出しました。解けたというか、目覚めたというか、身体の接触不良が直ったというか、そんな解き方で脱出できます。特に霊的なことはなかったので、それほど気にはしなかったです。
生理現象以外かどうかは、霊とチャンネルが合うと全て耳鳴りから始まるのが前兆を見分ける目安です。生理現象の場合、耳鳴りはなく金縛りのみで、人の気配も何も無いです。
解き方は金縛りの前兆を感じたら真言を唱えると良い!と他の方の口コミもありましたが、私の場合自分の家が信仰している宗派の真言(親が仏教徒)は、すごく効き目がありました。
もちろん他の真言でもそれなりの力はありましたが、威力が違ってすぐに解けましたよ。どうも心がネガティブだと、似たような霊とのチャンネルが合ってしまうようです。
30代半ばまでは、年に数回金縛りにあっていました。
目を開けた事は無いのですが、ネコが足元から体の上を歩いて来たかと思ったら、胸の上でうずくまって言葉をしゃべりだしたと同時に金縛りにあったり、鉄板のような大きな板が上からギューっと何度も押してきたり。
解き方を説明します。ある夜、重さは感じないけど何かの気配を感じる金縛り中に、『負けるもんか!』と思いながら、気合を入れて金縛りを振りほどいたら「ミギャ!」という泣き声が聞こえたような気がしたのと同時に、『ポキッ』という小さな音が聞こえて、金縛りは解けました。
そして、それ以降まったく金縛りに合わなくなりました。金縛りの解き方だと、自分自身では思っています。
まとめ
実際に金縛りに遭ってしまうとパニックになってしまい強い不安と恐怖感に苛まれてしまいます。
それは仕方のないことで、もし仮に金縛りに遭ってもその解き方を知っているだけで随分と気持ちの持ちようは変わってきます。今回は実際に金縛りを自ら解いた経験談で多い解き方を中心に紹介しました。
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あとがき
金縛りの解き方はそう多くありません。
また、人によって合う合わないもあるでしょう。金縛りの解き方を知るのはある意味で緊急的な手段、最終的な手段だと言うことは忘れないようにっ