寝起きに気持ちが悪い、それは誰もが経験したことあるはず。寝起きに気持ちが悪くなる原因は昼寝やつわりが引き金となるケースだってあります。うーん、この気持ちの悪さは一体何なのさ!
寝起きシリーズの目次は下記リンクよりどぞ ↓
第1回 寝起きに頭痛、それ放っておくと癖になる?対処法まとめ
第5回 寝起き が 悪い 人は必見!パッチリ目覚めるたった3つの習慣
第7回 寝起きにめまい!放っておくと危険な理由と原因・治し方
第14回 寝起きの腹痛は放っておくと危険!今すぐ原因をチェック!
第15回 寝起きに喉痛い!原因はたったの3つ!【対策まとめ】
総集編 寝起き大百科【永久保存版まとめ】
寝起きに気持ちが悪い、でもこれ何て言えば良いんだろう。
気分なのかな、吐き気なのかな、頭痛なのかな、それともただ眠いだけ?えーいっ!とにかく気持ちが悪いんだ!!
そういう場合って、ありませんか(笑)
どうにかしたいけど、それが何なのか自分でもはっきりわからない。さぁ、今日の記事から、是非そのモヤモヤを一緒に発見しませんか!
目次はこちら
寝起きに気持ちが悪い原因
寝起きに気持ち悪いのは睡眠惰性や睡眠酩酊のせい
寝起き後に眠気や気だるさが強く残り、頭はぼんやりして、疲労回復感がないことを誰もが経験したことあるはず。
これはアラームなどで無理やり起こされるなど不自然な目覚めによって起きる場合が多くなります。一般的には、睡眠から覚醒状態に切り替えができない一過性のぼんやり状態を睡眠慣性(sleep inertia)とか睡眠酩酊(sleep drunkenness)なんて呼びます。
このような状態下では、寝起きの認知機能は徹夜明けより低下してしまい、十分な睡眠時間が確保されているにも関わらず、寝起きが気持ち悪くなってしまいます。このような状態を防ぐためには、いくつか方法があります。
出来るだけ浅い眠りでタイミング良く目が覚めれるようにすることです。
そのためには、
- 目覚ましをかけずカーテンを開けて朝日で目覚める
- レム睡眠アラームアプリを使う(sleep mysterなど)
- 自己覚醒法(自己暗示)を使う
以上の3つから1つを選ぶか、複数を併用するのも効果的です。
2,3,の具体的な方法は、下記の記事で詳しく紹介しています。↓
睡眠不足だと寝起きが気持ち悪い
いくらタイミング良く目覚めても寝たという満足感が無い場合は、睡眠不足が原因になっていることが多く、寝起きは気持ち悪くなりがちです。
睡眠時間を徐々に削るのであれば体への負担も少ないのですが、一気に削ってしまったり不規則だったりすると、自律神経が崩れてしまい、ますます睡眠の量だけでなく質も悪化してしまいます。どうしても睡眠時間を確保できない慢性的な睡眠不足が原因であれば、昼寝や休日の仮眠を使って日頃の睡眠不足を補完しましょう。
どうしても不規則かつ、睡眠時間が取れない場合は下記の記事に即寝と即起きのノウハウ、睡眠時間の削り方などを紹介しています。↓
低血圧だと寝起きが気持ち悪い
低血圧の症状にはそのほか、めまい、頭痛、肩こり、耳鳴り、不眠、胃もたれ、吐き気、発汗、動悸(どうき)、不整脈など、さまざまあります。
低血圧は高血圧に比べ、病気としてあまり取り上げられません。しかし、低血圧が原因による「毎朝起きるのがつらい、だるい、集中力がない」といった問題は非常に厄介です。
血圧が低すぎる場合、人間のからだが活動しているときに働く神経(交感神経)と、眠っているときに働く神経(副交感神経)のバランスが崩れてしまうことから、元気に活動するための神経がなかなか働きません。そのために朝起きるのがつらくなったり、血圧のコントロールが不十分なため、午前中の具合が良くないといった症状が出るのです。
低血圧は、大きく3種類に分けることができます。
- 本態性低血圧
原因となる病気が特にないのに、立っていても横になっていても、常に血圧が低く、めまい、立ちくらみ、全身倦怠感などの症状があります。遺伝的な体質による血圧の低さや偏食、無理なダイエット、運動不足などが原因と考えらています。
- 起立性低血圧
横になったり座ったりしているときは問題ないのに、急にからだを起こしたり立ち上がったりしたときに血圧が下がり、めまい、立ちくらみなどを起こしてしまいます。
- 二次性低血圧
糖尿病など、他の病気がもとで血圧が低くなっています。原因となっている病気を治療することで低血圧の症状も治まります。いま特に病気を患っていなければ、本態性低血圧の可能性があります。本態性低血圧の場合、体調を崩した際に症状が悪化し顕在化してきます。症状がひどい場合は、血圧上昇薬などによる薬剤療法を行うこともありますが、生活習慣を正して体調を改善することが治療の基本となります。
他にも寝起きが引き起こす気持ち悪さで悩まされる、吐き気や頭痛などは別の記事で詳しく特集していますので、下記にリンクを貼っておきます。↓
昼寝の寝起きが気持ち悪い
昼寝で寝起きが気持ち悪い最も多い原因が、寝すぎによる気分の悪さです。
昼寝はパワーナップと呼ばれ、最大30分以内の短い仮眠を取ることです。30分を超えてしまうと、深い眠りへ入り出してしまい、自立神経もスイッチが変わりリラックスモードに突入します。それに伴い血圧や体温も下がってしまい、寝起きに気分が悪くなってしまいます。
正しい方法と時間帯に昼寝をすることで解消できます。詳しくは下記の特集記事でも紹介しています。↓
他には昼寝をして寝起きに頭痛を感じて気持ちが悪い場合は、こちらの記事でも詳しく書いているので下記のリンクよりどぞ。
つわりで寝起きが気持ち悪いことも
妊娠していると寝起きに気落ちが悪くなり、朝に起きることから朝つわりと呼んだりします。
英語では、 つわりのことを「morning sickness」と、表現するくらい寝起きに気持ちが悪くなりがち。寝起きに気持ちが悪くなるのは、食べつわりと同じような原理で、お腹が空くと気持ちが悪くなります。寝起きには空腹時が多いため、気持ちが悪くなりやすくなってしまいます。
そこで、 寝起きに気持ちが悪くなる対策としては、寝起きの際にお腹が減らないようしたいのですが、寝る前に食事をすると睡眠の質が下がってしまいますので、それでは本末転倒であまり現実的ではありません。できる事と言えば、 気分が悪くなる前に何か口に入れるなど、事前に食べやすいものを準備しておくと良いでしょう。
「これが永遠に続くのでは」とネガティブに考えてしまいますが、多くの妊婦さんは妊娠16週目頃までに治まるものです。
まとめ
寝起きに感じる気持ちの悪さは、いろんな原因が考えられます。
まず具体的にどういう症状なのかはっきりさせることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。また、気分が悪いというより気分が落ち込んでしまう場合は、ストレスなどによる鬱症状も考えられます。
どちらにせよ、寝起きに感じる気持ちの悪さは、日頃の生活習慣とストレスが大きな関わりがあります。心当たりを考えてみるのも手。
次の寝起きシリーズはこちらの記事 ↓
あとがき
私はどちらかというと低血圧気味で、朝はとても弱いというか苦手です。
寝起きではありませんが、朝、食事した後にめまいがして倒れたこともあります。一瞬のことだったので、何が起こったのか自分でもわからず、家族の心配する声で目覚めたことを、記事を書きながら思い出していました。
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