眠らないなんてあり得るの?多くの人達がきっと懐疑的な思いでこの記事を見始めることでしょう。しかし、もし仮に本当に眠らなくていい方法がわかればと思うと気になってしまいます。本人曰く「まるで世界中の時間を独り占めしているようだ」と …
睡眠負債という言葉は、昨年、NHKが特番を作る際に、日本人の睡眠調査を行った際に作った造語で、流行語にもなり一世を風靡したのも、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。
睡眠負債に関する詳しい記事はこちらでも書いていますのでどぞ。↓
睡眠負債とは本当に的を得た的を得た言葉で、まさに借金のごとく利息をつけて返済をしなくてはいけない。
それは雪だるまの如く、、、といったのが一般的なのですが、今日はそんな睡眠負債のブラックリスト(免疫体質)、の話をご紹介します。
「え、寝なくてもいい人なんているの?」
私もつい先日まで聞いたことが無かったので、早く記事を書きたくて書きたくてしょうがなかったのです(笑)さぁ、今日はミステリーの世界へご案内しましょう。
89年の生涯で55年間眠っていない
「89年の生涯で55年間眠っていない」
そう語るのは、トルコ出身のメメット・イナンチ氏。おいおい、と冒頭から突っ込みたくなりますが、話を続けます。そもそもメメット氏は1960年頃から不眠症を発症、最初は不眠症を治すために色んなことを試した結果、なんと眠ること自体を諦めたのだった!
これにはビックリで、担当医(もちろんベテラン医師)も極度の慢性的な不眠症である、ということが診断できるだけで、手も足も出ない言葉通りお手上げ状態。
結局、起きていても何もすることがないので、趣味である手芸で夜を明かす日々となったのである。
本人は眠れないことに対して、当初のような不安や精神的な負い目は感じておらず、メメット氏本人曰く、
この状況も今は神からの贈り物だと思ってるよ。
私は健康だ、まるで世界中の時間を独り占めしているようだ!だって、眠っていたら読書やクロスワードパズルが出来ないだろう?聞いてくれよ、今では家の地下に作業場を作ったんだ。これで、家具を作ったり編み物で靴下や帽子も作り放題だ!
これを見た医師たちは躍起になって、不眠症治療を行うも、その苦労は水の泡となって消えてしまっている。
それはそうだろう、医師たちの気持ちがわからないでもない。あらゆる薬物治療を始め、催眠術までも治療に使ったにも関わらず、メメット氏の不眠症は治らなかったのですから。そう思った矢先、メメット氏が足を骨折をして手術をすることになった。医師たちは、これは絶好のチャンスだと思い、いつもより数倍の麻酔薬を投与した。
、、、が
結果は手術中にも関わらず、医師や看護師など手術スタッフたちと、会話をするほど意識ははっきりしていたのだ。これには医師も頭も抱えた。もう最後の手段だということで、メメット氏を24時間監視ができる状態にして、眠気や状態の変化をモニタリングしようと試みた。
これも失敗に終わり、モニタリングスタッフがあまりの疲れで眠る姿を、メメット氏が見守るという意図とは全く逆の結果となってしまった。
メメット氏の若い頃の話を聞くと、メメット氏は20代の頃は人一倍眠ったのだという。
それも一度も途中で目覚めたことがないくらい、眠りが深かったのだと。専門家はこのような事態を目にして、過去の睡眠習慣と現在の睡眠習慣には何の因果関係もない、そう言わざるを得ないと目を丸くしたそうだ。
本当に眠っていないのか科学的な検証
未だに真相が掴めていないトルコの睡眠七不思議ではあるが、トルコ在住の医師免許を持っている神経学を専門としているガジ・オズデミアー教授による説が最も有力な説だという。
彼の睡眠は、本人も気づかないが実際は寝ているんだよ。
しかし、それはとても短く日中5~10分ほどだろうが、無意識にしかも目を開けたまま寝ているんだ。もう、これは特技と言ってもいいのかもしれないね。眠っている状態と変わらないので、短時間だろうが積もり重なれば心身の回復はできるからね。
実際に、60歳を過ぎてしまうと人の体は長時間の睡眠を必要としなくなるので、そういった傾向を鑑み得れば納得出来なくもない。
仮に、1日に10分程度の睡眠を無意識であれ、数回もしくは数十回とっているならば、全く何の問題もないだろう。
まとめ
今日も1つまた世界の謎に触れたような気がして、何とも神秘的な気持ちになるのは言い過ぎだろうか(笑)
ついつい、こういった都市伝説みたいな、ウソのようなホントの話や、ホントのようなウソの話が、気になってしまい、このブログでも取り上げてしまいます。(また面白そうなネタを見つけたら書きます)
いやー、世の中には知らないことが沢山。全てを知ることは出来ないかもしれませんが、少なくとも自分が興味を持っている分野くらいは、どんどん新たな発見をしてゆきたいなと思っています。
不眠症のことが出てきましたが、不眠症の記事はいくつか書いてますので興味あればどぞ。↓
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